虚無

好きな人のところに居るのに、喜びやワクワクを感じなくなってしまった。
そう認識したとき
「自分の気持ちなんてこの程度だったんだろうか」
と思いました。
彼を思い始めてまだ数ヶ月。
それでも私なりに彼を見つめてきましたし、この感情を育てて自信がもてるようになった時
私の方からそれを伝えても良いかな・・・と考えていたというのに。
彼と一緒に居る時間全てが愛しくて、その瞬間を忘れたくないと思っているのに
妙な虚無感が襲うのです。
それが恋心の終焉なのかもしれないと感じ、少し距離を置いてみた時期もありました。
しかし、どうやら虚無感はあるけれど恋愛感情が無くなったわけでもなさそうでした。
少し離れたところから見る彼をやはり私は愛しくて、近づきたいと思って居たのです。
私が抱いていた虚無感は、結局「心が走りすぎた」がゆえのものだったようです。
じっくり構えているつもりではあったのですが
実際にはかなり頑張って走っていたのかもしれません(苦笑)
もっとフラットに。そう何度も自分に言い聞かせた時
少しずつテンションが元に戻っていくようになり、恋愛の意欲も再びわいてきたのです。
2人の顛末はというと、私から告白・・・ではなく、彼のほうから告白をしてくれてお付き合いをする事になりました。

通勤電車はめぐり逢い

私の姉と旦那さんの出会い話です。
姉は通勤で電車を利用していました。
帰宅の通勤電車に乗り込もうと、出発間際の電車に向かって猛ダッシュをしていました。
姉は陸上経験があり走るのは得意。
目的の電車めがけてホームを走っていたそうです。
その時姉は小さめのハンドタオルを落としてしまったそうです。
でも走っている姉にはハンドタオルを落としたこと、その存在にも気づくことはありません。
目線は電車だったからです。
そして乗り込んだ電車。
間に合った!とほっとしていると、姉の後に猛ダッシュで乗り込んだ男性がいました。
背の高い男性でした。
「あなたも間に合ってよかったですね」そう思いながら少し息を整えて扉近くの手すりを持っていました。
すると、その背の高い男性が姉に向かって、「これ、さっき落としましたよ」と言ってハンドタオルを渡してくれたそうです。
姉は落としたことに気づいていなかった為びっくりしたそうです。
男性は拾ったハンドタオルを渡そうと思ったそうですが、あまりの速さで走る姉を必死に追いかけたとのこと。
姉曰く「私、相当やばい顔をして走っていたはず」「ハンドタオルくらいならば拾ってくれない人もいる。
落とし物として駅に届けられることもあると思う」と。
そして姉は「世の中捨てたものじゃないな。
こんな親切な人がいるなんて」と思って男性に対してすごく感謝をしたそうです。
そして男性が「よく電車で会いますよね」と言ったそうです。
姉は「出会いますよね」と聞こえてドキッとしたそうです。
帰宅時の通勤電車でう姉を見かけ、妊婦さんに席を譲っている姿が印象的だったそうです。
男性と話をし一駅前の駅で降りる男性と連絡先を交換したそうです。
それから一気に展開が早く交際が開始。
出会いってこんな感じなのかなと姉は思ったほどでした。
通勤電車での出会い、それから1年半ほどで姉はその男性と結婚しました。
二人のステキな出会いに妹の私は感動です。

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